: Story

 

Side 1 (小説版:black crossroads / ボイスドラマ版:shattered dawn)
砂漠の国・セレニダードで家族と共に幸せな暮らしを送っていたセレスティア・リビエロ。
突如彼女を襲ったのは、彼女が望んだ平穏とは程遠い不運と混乱。
それでも「生きる」事を諦めない彼女に差し出される数々の手。
それらがもたらすのは、果たして希望か、破滅か。

一方で、軍御用達の医師、アスクラテ・ギャニオンは、セレニダードが抱える腫瘍――無法地帯「デスペラド」に足を踏み入れる機会が多くなりつつあった。
謀略と殺戮が日常茶飯事。そんな弱肉強食の空間の中で彼が力を手にするために取った行動とは。

砕かれた日常の中で、やがて運命は交錯する。

 

Side 2 (小説版:white despair / ボイスドラマ版:sympathetic dusk)
Side 1より2年後。
殺人者と復讐者。
求めるものもなくただ彷徨い続けるフォイルと、彼に振り回されながらも己の目的のために歩み続けるグラシエール。
互いに感化し合う二人の行動は、周りの人間の運命をも変えてゆく。
そんな二人を待つ運命が生易しいものであるはずが無かった。

終焉の刻、全てが絶望へと向かう中に慈悲はあるのか。